あざ 母斑症
青いあざ
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蒙古斑(もうこはん)
赤ちゃんのおしりやせなかにみられる青紫色のあざで、7〜10歳頃までに自然に消えることがほとんどです。
色調の濃いものや、お尻や背中以外の異所性蒙古斑はレーザ治療が行われることもあります。
受診のタイミング:
色調が濃い場合や、お尻や背中以外の蒙古斑
生後6ヶ月以内の受診
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太田母斑(おおたぼはん)
太田母斑は、皮膚や眼球の周りに現れる青や青灰色のあざです。
生まれつき見られることもありますが、思春期以降に目立つようになる場合もあります。
命に関わる病気ではありませんが美容面で問題になります。
自然にはきえず、レーザー治療で色素を減らす治療を行います。皮膚がうすい幼少期からの治療のほうが有効です。
受診のタイミング:
疑った時点
赤いアザ
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いちご状血管腫(乳児血管腫)
生後数週間で赤く盛り上がったあざやかなあざが現れ、生後2~3ヶ月で急速に大きくなり、1歳頃から自然に小さくなっていきます。
経過観察しますが、顔や手では早期から積極的な治療を行う場合もあります。
治療法としては飲み薬や、レーザー治療や冷凍凝固法などです。
受診のタイミング:
生後3ヶ月以内
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単純性血管腫
生まれたときからある平く赤いあざです。
自然には消えず、完治が難しいですが、1歳未満からのレーザー治療が有効ではないかと言われています。
受診のタイミング:
生後3ヶ月以内の受診
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サーモンパッチ(ウンナ母斑、正中母斑)
産まれたときからの顔(眉間やまぶた)や後頭部に淡い赤い斑点です。
成長とともに薄くなり、多くの場合は自然に消え治療は不要です。
褐色のアザ
扁平母斑にはレーザー治療が適応となっています。
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扁平母斑
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色素性母斑